Maya44e コンデンサ交換

ちょっとだけサボってるつもりだったのに既に2ヶ月ですか。そら歳もあっちゅー間に取りますわな。。
さて、Maya44eですが、なかなかのポテンシャルがある事が分かったので、どう見ても標準品なコンデンサを交換してみる事にしました。

まず、このカードのコンデンサはご覧の通り表面実装タイプです。このタイプは再利用前提で外すのがごっつ難しいです。半田ごてが2本あれば別ですが正直面倒臭いです。
しかし今回は別に破壊しても構いませんので・・・

このように胴体下部の凹みをニッパーで挟み・・・

一思いに切断!

残りの部分を取り去り・・・

下に穿いているプラカバーもサヨナラ。これで後は簡単に掃除できますね。


そんな訳で交換対象のコンデンサをガシガシ外していきます。
今回デカい方の63V/47uFは適当な代替品が見つからなかったのでそのままにしてます。良い物が見つかれば交換しますがアナログ関係なので、デジタルしか使ってない現状では別にいいかな、と。
んでしばし作業・・・

まぁなんだ・・・その・・・見た目全然変わりませんなw
手付け感がプラスされて汚くなっただけかw

ちなみに今回交換用に使用したコンデンサニチコンのCLシリーズという低インピーダンス品です。理由はこれしか置き換え可能な上位グレード品がなかったから。。サイズの制約がきついのです。別に個人で使うだけだから高さを抑える必要はない訳で、入手性の良いラジアルリード品を使えば良かったんですが、何となく見た目を重視してしまいました。

交換してしばらく慣らし運転しておりますが、不思議な事にデジタルなのにアナログと同じような変化をします。つまりは低音が痩せるのです。アナログでは普通の事で、コンデンサエージングされるにしたがって問題は解消します。何故デジタルでも同じ現象が起きるのか。。中高音は既に雑味が減ってスッキリし、良い出だしです。アナログと同様に考えて良いのならこの後低音がどんどん出てくるはずですが、さてどうなるやら・・。