バスレフ箱組み立て完了

最後の側板を接着し、しばし乾燥させた後、トリマーで面取りしつつサンディングを行いました。小さい工作物だと簡単なのですがこのスピーカーくらい大きくなると平面出しが難しいです。ベルトサンダーの馬鹿でかいタイプとかないのかな。あってもとても手の届く金額じゃないでしょうが・・。

なのでオービタルサンダーなどを使用して、特に底面は少し削ってはグラつきがないかを確認する作業の繰り返しになります。これも拘り出すといつまで削っても終わらないので程々に・・。
肝心の音質ですが、意外にも低音の量感は余り減りませんでした。ただしボヤつきは少し残っています。要するにユニットからの直接音がそれだけ大きな割合を占めているという事でしょう。現在Markaudioの推奨する方法にならって控えめな音量からエージングを始めていますが、低音の締まりは時間を経るごとに改善してきています。それにしても50Hzまでほぼフラットに出来るとソースによってはまるで印象が違いますね。ずっしりと腹に響く低音は心地良いもんです。
高音部は初期こそガサつきや妙な歪み感があったのですがいつの間にかなくなりました。抜けはまだSA/F80AMGに一歩譲りますが、音場の広さはレベルが違います。鳴らしこめば間違いなく全てにおいて上回るようになるでしょう。
ちなみにディスプレイは少し前にNANAOのL567から三菱のRDT232WX-Sに買い換えました。グレアパネルは綺麗じゃーと思ったのも束の間、映り込みで以前に比べて目の疲れ方が半端ない事に。。これは溜まらんと思いながら保護フィルムを探したところ、BUFFALOからAG加工された半艶消しのフィルムが出ている事を知り、早速購入しました。試してみたところ、適度に光沢を保ちつつも映りこみは激減し、グレアとノングレアの良いとこ取りの非常に満足のいく状態になってくれました。調子に乗ってモニターアームまで買ってしまったのでお財布事情は厳しいのですが・・。