Yラグ化

今回はスピーカーケーブルについてです。
一旦システムが決まってしまうと余り付けたり外したりしないので問題ないのですが、私の場合まだアンプの構成も最終ではないし、スピーカーについてもCHR-70のニューモデルが出たり(汗)で今後しばらくは付け外しがありそうです。そんな場合、直結線だとどうしてもスピーカーケーブル末端が傷んできます。
という訳で末端処理をする事にしました。バナナかYラグかで悩んだのですが、バナナで良さそうなものといえばどれも決まって極太ケーブル用ばかり。1.25SQ程度のものだと目一杯ネジ締めしてもスカスカだったりで。なので圧着で確実にコンタクトが取れそうなYラグにしました。といってもオーディオ用と銘打ったものはどれも理不尽に高額ですし、一回圧着してしまうと再利用が難しいという事もあって、普通の電工用のものにしました。

2Y-8という型番ですが、これが通販以外だとなかなか無いのです。かなり大き目のホームセンターであっても。。ついでにちゃんとした圧着ペンチも購入。HOZANのP-732です。規定以上の圧にならないとロックが外れないタイプです。

ダイス部のアップ。ピカピカで高級感がありますねー。そこそこお値段するだけあります。

試しに圧着してみました。2.0SQを示す「2」の刻印が綺麗に刻まれました。しかも大して力いらんぞ。

感覚がつかめたので使用中のスピーカーケーブルを圧着。こんな感じになりました。寸法もぴったりで気持ちええですな。

音質の変化ですが、正直分からんレベルだろうと思っていました。もし変わるとするなら高域がクッキリするとかかな?とも。
しかし音出ししてみるとすぐ「あれ?」と。「ここまで低音出てたっけ?」
量感が増えたように思えたのですが、良く聴いてみると以前よりローエンドまで伸びており、その結果そういう印象になったようです。ちょっと予想外でした。
全体の解像感に大きな変化はありませんでした。特に悪化した部分がなくて何より。。