SafeAudio・・・?

Amazon等で海外版のCDを良く買うのですが、ちょっと前にコピープロテクトがかけられたっぽいCDを引いてしまいました。最初は不良品かなと思ったのですが、コンポ等の通常のCDプレーヤーで再生すると問題なく聞けるため、プロテクトだと思うに至りました。ただし、国内で流通して散々非難されたCCCDではありません。PCにマウントしても通常のCD-DAと同様に認識されます。しかし再生してみるとザラザラしたノイズが混じってまともに聞けないのです。これじゃぁリッピングしてFLAC化できないなぁとガッカリしたまま過ごして、結局3枚も同様のCDを引いてしまいました。
問題のCDはこれです。

レーベルを見ると全て「Warner Music Europe」となっています。
ネットで調べたところ、日本では採用実績のない「SafeAudio」というものが症状から該当しそうだと分かりました。このSafeAudio、意図的にデータエラーを引き起こさせ、エラー訂正のより強力なCD-ROMドライブ等で再生音にノイズを混入させるそうです。通常のCDプレーヤーでも読み取りエラーが起きるのですが、訂正不能なデータは前後の正しいデータの平均値を取るなどして補間され、その結果、元データと殆ど変わりない状態に復元されるらしいのです。PCのドライブではもう一段階高度なエラー訂正機能が備わっており、これで訂正を試みた結果壊れたデータになる・・・らしい。。
要はC1エラーが起きた段階で諦めて補間してくれれば問題ないという事か。

ちなみにドライブはTS-H663Bです。リッピングEACを使っていて、ドライブオプションのC2エラー訂正能力のチェックを外すとか、バーストモードで読むとかすると一部のコピーガードCDは対処可能なようですがこのドライブでは無理でした。
更に調べると、Win98環境でのみ、CD-ROMのドライバファイルを置き換えることでSafeAudioがクラック可能との事らしいのですが家にそんな古いPCはございません。
EACの設定を色々いじったり、リッピングソフトを変えても改善の見込みがないので、どうしたものか・・・と考えを巡らせている中、普通のCDプレーヤーからデジタルで出して、PCで録音すればいいんじゃね?という考えが浮かびました。
という事で家にあるプレーヤーを引っ張り出してきたの図。


上からDENONの比較的最近の、GreenHouseの安いDVDプレーヤー、ONKYOのINTECシリーズの、です。3つともノイズなく再生できます。さて、録音に当たって重要な事が一つ。それはプレーヤーがRAWデータを出力可能なこと。CDから読み出したデータのままで出してくれないと困ります。ONKYOのとDENONのは大丈夫そうです。真ん中のDVDプレーヤーはNGで、音量を変更すると出力されるデータも変わりました。つまりリサンプリングされてます。という事でこれは外します。
DENONのも家族が使っているのでずっと占有できません。なのでONKYOので試します。これはスピーカー出力が片CH死んでしまったので誰も使ってないのです。

さて、次はPCとの接続ですが、Revolution7.1はデジタル入力がありません。Maya44eはあります・・・が、同軸入力だけです。コンポ側は光出力・・・。Oh..
(続く)