ESI Maya44e

明けました。2012年です。迎春。
今年は世界が終わりを迎えてしまうそうですが何とか乗り切りましょう。

さて、もう少しで「IvyBridge + PantherPoint」が出てくるらしいので、それに合わせてPC環境のアップデートを考えているのですが(現状はCore2Duo + P45)、徐々にPCIスロットが寿命を迎えつつあるという事なのでPCI-Eサウンドカードも物色しております。
しかし余り選択肢がないんですなぁ。Creativeのは悪くないと思うんですが余り食指が動きません。なので最近出たONKYOのも魅力を感じない。アナログ系に大分力を入れたみたいですが、今のデジタル環境からわざわざ戻るほどではないだろうし・・。Xonarも発熱が結構なもんらしいし・・。
加えてDACアンプを同軸入力メインで作ってしまったので光出力だけのカードは却下。
となると殆ど残りませんのです。そんな中目に留まったのがESIのMaya44e。基板を見てると値段の割りにそこそこまともに作ってそうです。白レジストなので見にくいけど。。後はクロックが48kHz系用の24.576MHz一発だけというのも気になりますが、音質には直接関係しないので特に問題ないかと。厳密に44.1kHzにならないだけだし。影響があるとすれば、クロックが44.1kHz用と48kHz用で分かれていないというのではなく、プロセッサコア用のクロックと同じであるという理由からですね。クロック2発使用のRevolution7.1、コアは48kHz系とクロック共用なのですが、44.1kHz系の音源の方が多少音質が良かったです。もちろん同じ種類のクロックですが、振動子の時も発振器の時も同じ印象でした。大きな差ではないのですが、48kHz系の方がボヤッとしていました。最初は悩んだのですが見当がついてからは諦めてしまいました。
とにかく目星はつけたのでその内買うことにしよう・・・と思っていたら、後継のMaya44XTeなるものが出ていて、Maya44eは生産終了とな?試しに通販サイトを調べてみたらコトゴトク売り切れ・・・。わお。XTeは同軸OUTがなくなっているらしいので駄目じゃんか。うひょー。
詰んだか・・・と思いつつ、Amazonのマーケットを見てたら一店だけ発見。しかし長らく更新されてない感じなので、注文したら在庫ありませんごめんなさいメールが来るんだろうなと考えながらポチ。
しかしなかなかお詫びメールが来ない。あれ?と思ってたら発送の通知が。マジでか。XTeと間違って送ってるんじゃないのか。よそは随分前に在庫切れになってんだぞ。
そうこうしてる内に届きました。

・・・おや。「Maya44e」と確かに書いてある。

ううーん。これはどう見ても44eじゃないか。買えてしまった。注文キャンセルになるつもりで買ったのに。またしても散財してしまった。複雑な気持ち。。

でもまぁ折角買ったので早速取り付けて音を出してみる。ちなみにこのカード、6.3mmの標準ジャックを使っている上、ブラケットのL字部分キワキワまで使っているので取り付けるのに大層難儀しました。削らんと入らんのちゃうかと思うくらい。
さてさて肝心の音質は。デジタルだし変化は期待してなかったのですが、何と違います。Revoよりも更にピュア臭い音になってしまいました。あれれこんなに変わるもんか。バランスはフラットなままだけど表現力が1ランクUPしとるがな。あいやー。
Revo、あれだけいじったんだぞ。レギュレータも総とっかえで。これなんて単なる78xxとかやん。ポテンシャルが違うのか・・。
またしても複雑な気持ちになってしまいましたとさ。