SafeAudio・・・? その3

もう4月とは・・。

さて、前回ONKYOのコンポでもってバイナリが一致しなかった訳ですが、DENONのでも試してみたところ、同じく不一致となりました。
これはもう「それらしく聞こえるだけの糞プロテクト」なのかも、と半ば諦め気味だったところに、たまたまPioneer製のドライブに「PureRead」なる機能が搭載されたものがある事を知りました。なんでも読み取りの際に補間が一度でも起こると即座に読み取りを中止するように設定できたりするそうです。
そろそろBDドライブでも買っておくかなぁと思っていたところだったので、それじゃぁと日本橋へ。

という訳で買ってまいりました。型番末尾のJBKってのは日本製って意味だったかな?

箱に入ったドライブを買うのは久しぶりです。少し罪悪感がありますなw
さて、早速セットアップし、同梱のCDに入っているユーティリティーで「パーフェクトモード」に変更します。これで何回か読み込んでも補間が発生するようならその時点で中止となります。
例のプロテクトCDをセットし、リッピング開始。当然ながら早々に停止するだろう・・・・と思っていたら、一向に停止する気配なく、最後まで吸い出してしまいました。おまけにAccurate RipのCRCも一致。
"All tracks accurately ripped
No errors occurred"
だと・・・?そそそんなまさか、ともう一度リッピング。・・・またしても一致。
えーと。・・・あれ?
前のドライブが壊れている訳ではない。事実、コンポのプレーヤーで不一致だったし。なのにこのPioneerのドライブは何の問題もなく読み出してしまった・・・?しかもパーフェクトモードで?
他のもう2枚のCDもあっさり吸い出し完了。どどどどういう事。。。
SafeAudioではなかった・・・という事になるのでしょうか。
それにしても解せません。2つのドライブに違いがあるとすれば、EACのドライブオプションで分かるのですが、前のドライブはC2エラー情報を検出できる、Pioneerのはできない、というところです。しかしそもそもエラーなんて起きてないと言うてますし。
訳が分からん・・・

SafeAudio・・・? その2

随分空いてしまいました。すみません。

さて、光出力のCDプレーヤーからPCに同軸入力をするべく、日本橋の某オーディオ店でこのようなものを買ってきました。

5670円也。これは同軸と光の信号を相互変換してくれるものらしいです。まぁ正直自分で作ってしまえばずっと安く済むのですが、ブログの更新もままならない気力レベルなので楽をしてしまいました。。
とにかくこれでデジタル録音できるようになったので、とりあえず1曲分等倍速で録音してみました。出来上がったWAVEを再生。・・・うん、問題なく聞こえる。さてここからです。読み取りエラーが発生しても、毎回同じように補間されれば何回録音してもバイナリ一致してくれるはず。つーかそういうプロテクトでないと困ります。つまりは線形補間等で元データと同じ値になるポイントだけノイズを混入させられてるのが理想。
早速もう一度同じ曲を録音・・・する前に、通常のCDでPC上でリッピングしたものとCDプレーヤーからデジタル録音したものに差異がない事を確かめておきます。バイナリ比較にはWaveCompareというソフトを使いました。CDプレーヤーから録音する際、開始/終了は手動なので無音部分の長さが異なってしまいますが、このソフトは無音部分を無視してくれるので問題なく比較が出来ます。
以下が通常のCDでの1曲分の比較結果。

問題なく一致しました。これで、このCDプレーヤーからの録音は信頼できます。続いて問題のプロテクトCDです。1枚全部を2度録音して比較してみました。その結果がこちら。

おうふ・・・orz
恐ろしく違うじゃまいか・・。何故だ・・と思いながら録音したものを再生していたら、時々プツッとノイズがのっている事に気付きました。聴感上全く問題なく、しかも100%の再現性で補間されるものと思っていた私の希望は脆くも崩れ去りました。
念のため他の2枚でもやってみましたが同じ・・。しかしCDプレーヤーだけで再生させているとそんなノイズは聞こえないのです。。何故に。
さぁ困ったぞ。もうどうしようもないのか?俺の5670円を返せ!
(また続く)

SafeAudio・・・?

Amazon等で海外版のCDを良く買うのですが、ちょっと前にコピープロテクトがかけられたっぽいCDを引いてしまいました。最初は不良品かなと思ったのですが、コンポ等の通常のCDプレーヤーで再生すると問題なく聞けるため、プロテクトだと思うに至りました。ただし、国内で流通して散々非難されたCCCDではありません。PCにマウントしても通常のCD-DAと同様に認識されます。しかし再生してみるとザラザラしたノイズが混じってまともに聞けないのです。これじゃぁリッピングしてFLAC化できないなぁとガッカリしたまま過ごして、結局3枚も同様のCDを引いてしまいました。
問題のCDはこれです。

レーベルを見ると全て「Warner Music Europe」となっています。
ネットで調べたところ、日本では採用実績のない「SafeAudio」というものが症状から該当しそうだと分かりました。このSafeAudio、意図的にデータエラーを引き起こさせ、エラー訂正のより強力なCD-ROMドライブ等で再生音にノイズを混入させるそうです。通常のCDプレーヤーでも読み取りエラーが起きるのですが、訂正不能なデータは前後の正しいデータの平均値を取るなどして補間され、その結果、元データと殆ど変わりない状態に復元されるらしいのです。PCのドライブではもう一段階高度なエラー訂正機能が備わっており、これで訂正を試みた結果壊れたデータになる・・・らしい。。
要はC1エラーが起きた段階で諦めて補間してくれれば問題ないという事か。

ちなみにドライブはTS-H663Bです。リッピングEACを使っていて、ドライブオプションのC2エラー訂正能力のチェックを外すとか、バーストモードで読むとかすると一部のコピーガードCDは対処可能なようですがこのドライブでは無理でした。
更に調べると、Win98環境でのみ、CD-ROMのドライバファイルを置き換えることでSafeAudioがクラック可能との事らしいのですが家にそんな古いPCはございません。
EACの設定を色々いじったり、リッピングソフトを変えても改善の見込みがないので、どうしたものか・・・と考えを巡らせている中、普通のCDプレーヤーからデジタルで出して、PCで録音すればいいんじゃね?という考えが浮かびました。
という事で家にあるプレーヤーを引っ張り出してきたの図。


上からDENONの比較的最近の、GreenHouseの安いDVDプレーヤー、ONKYOのINTECシリーズの、です。3つともノイズなく再生できます。さて、録音に当たって重要な事が一つ。それはプレーヤーがRAWデータを出力可能なこと。CDから読み出したデータのままで出してくれないと困ります。ONKYOのとDENONのは大丈夫そうです。真ん中のDVDプレーヤーはNGで、音量を変更すると出力されるデータも変わりました。つまりリサンプリングされてます。という事でこれは外します。
DENONのも家族が使っているのでずっと占有できません。なのでONKYOので試します。これはスピーカー出力が片CH死んでしまったので誰も使ってないのです。

さて、次はPCとの接続ですが、Revolution7.1はデジタル入力がありません。Maya44eはあります・・・が、同軸入力だけです。コンポ側は光出力・・・。Oh..
(続く)

ESI Maya44e

明けました。2012年です。迎春。
今年は世界が終わりを迎えてしまうそうですが何とか乗り切りましょう。

さて、もう少しで「IvyBridge + PantherPoint」が出てくるらしいので、それに合わせてPC環境のアップデートを考えているのですが(現状はCore2Duo + P45)、徐々にPCIスロットが寿命を迎えつつあるという事なのでPCI-Eサウンドカードも物色しております。
しかし余り選択肢がないんですなぁ。Creativeのは悪くないと思うんですが余り食指が動きません。なので最近出たONKYOのも魅力を感じない。アナログ系に大分力を入れたみたいですが、今のデジタル環境からわざわざ戻るほどではないだろうし・・。Xonarも発熱が結構なもんらしいし・・。
加えてDACアンプを同軸入力メインで作ってしまったので光出力だけのカードは却下。
となると殆ど残りませんのです。そんな中目に留まったのがESIのMaya44e。基板を見てると値段の割りにそこそこまともに作ってそうです。白レジストなので見にくいけど。。後はクロックが48kHz系用の24.576MHz一発だけというのも気になりますが、音質には直接関係しないので特に問題ないかと。厳密に44.1kHzにならないだけだし。影響があるとすれば、クロックが44.1kHz用と48kHz用で分かれていないというのではなく、プロセッサコア用のクロックと同じであるという理由からですね。クロック2発使用のRevolution7.1、コアは48kHz系とクロック共用なのですが、44.1kHz系の音源の方が多少音質が良かったです。もちろん同じ種類のクロックですが、振動子の時も発振器の時も同じ印象でした。大きな差ではないのですが、48kHz系の方がボヤッとしていました。最初は悩んだのですが見当がついてからは諦めてしまいました。
とにかく目星はつけたのでその内買うことにしよう・・・と思っていたら、後継のMaya44XTeなるものが出ていて、Maya44eは生産終了とな?試しに通販サイトを調べてみたらコトゴトク売り切れ・・・。わお。XTeは同軸OUTがなくなっているらしいので駄目じゃんか。うひょー。
詰んだか・・・と思いつつ、Amazonのマーケットを見てたら一店だけ発見。しかし長らく更新されてない感じなので、注文したら在庫ありませんごめんなさいメールが来るんだろうなと考えながらポチ。
しかしなかなかお詫びメールが来ない。あれ?と思ってたら発送の通知が。マジでか。XTeと間違って送ってるんじゃないのか。よそは随分前に在庫切れになってんだぞ。
そうこうしてる内に届きました。

・・・おや。「Maya44e」と確かに書いてある。

ううーん。これはどう見ても44eじゃないか。買えてしまった。注文キャンセルになるつもりで買ったのに。またしても散財してしまった。複雑な気持ち。。

でもまぁ折角買ったので早速取り付けて音を出してみる。ちなみにこのカード、6.3mmの標準ジャックを使っている上、ブラケットのL字部分キワキワまで使っているので取り付けるのに大層難儀しました。削らんと入らんのちゃうかと思うくらい。
さてさて肝心の音質は。デジタルだし変化は期待してなかったのですが、何と違います。Revoよりも更にピュア臭い音になってしまいました。あれれこんなに変わるもんか。バランスはフラットなままだけど表現力が1ランクUPしとるがな。あいやー。
Revo、あれだけいじったんだぞ。レギュレータも総とっかえで。これなんて単なる78xxとかやん。ポテンシャルが違うのか・・。
またしても複雑な気持ちになってしまいましたとさ。

バッファ棒2改造

ごくごくたまーにPCでもシューティングゲーム等をやったりするのですが、キーボードでもゲームパッドでも何だかしっくりこないことがあって不完全燃焼状態になる事がままあります。
で、ゲームセンターの筐体と同じような入力装置がないかなぁと思ってたんですが、評判の良いものは軽く1万円超えだったりしてポンと買うわけにはまいりません。ポンとPSP買っといて言うのもなんですが。。
ところがBUFFALOが出している通称「バッファ棒2」なるものは部品の交換前提で安く作られており、誰でも簡単にアーケードの感覚を手に入れられるとか何とか。
という訳で早速Amazonで買ってみました。

下に転がっているのはセイミツ工業製のスティックとボタンです。本家の通販で入手しました。(後に日本橋の千石でも普通に売っているのを発見。値段的には大差ないけど。。)
とりあえず買ったままの状態でしばらく使用してみましたが、思ったほど悪くはない感じ。ボタンが重いとか言われてたけど、どこが?という印象。改良されたりしてるのかな。
まぁでも折角部品も買ったんだからとっととご開帳といきましょう。

あらまぁえらいシンプルな造りですこと。

小一時間で作業終了。スティックのハーネスは長めだったのでエチめました。
あとボタンはセイミツの嵌め込み式の場合、スカスカで動くとの事なのでホットボンドで固定しております。

こんな感じになりました。
使ってみた印象は。スティックは精度が高くきちっと動き、ボタンはストロークが浅くなって連打しやすくなりました。なるほどこりゃぁええわ。これで気持ち良く遊べそうです。・・・しかし、そもそもゲームする頻度が少なすぎるのでPSPと同様早速埃を被っておりますw

PSP 新色

もう先月の事になりますが京都ヨドバシにて購入。赤/黒の組み合わせに惹かれたのとムシャクシャしていたのもあって衝動買い。余り後悔はしていません。

ゲーム機を買うなんてどれくらいぶりだろう。中学の時に買ったゲームボーイ以来か。。


早速PSNとやらに登録してBrandishをダウソ購入。このゲーム好きでPC-98の時代からやってたんです。さすがに別物の感がありましたが結構これはこれで。。
とはいいつつも本当にごくたまに、思い出したように数十分プレイする程度になってます。また贅沢な買い物をしてしまったか?

同軸S/PDIFケーブル

PC-DACアンプ間の同軸デジタルケーブルですが、これまではテレビ用の5C-FBケーブルで適当に作って済ませていました。・・・が、何せぶっとくて硬いのでもう少し取り回しのし易いものを、という事で改めて作ることにしました。

オーディオなんたら市場いう通販サイトでゴッサムS/PDIF同軸ケーブルとノイトリックのRCAプラグを購入。半田付けが必要なタイプなので製作には結構気を遣います。
何とか両端を処理して完成。早速交換して試聴します・・・が、まるで違いが分かりませんぞ。当たり前か。
ケーブルの性能自体は前の5C-FBの方が上でしょうし。
ま、見た目が随分良くなったのでヨシとしましょう・・。